
お子さんに勉強する習慣をつけ、学力を向上させていくうえで、塾選びを失敗しないことは、とても重要です。
なぜなら、塾選びに失敗すると、思ったように成績が上がらなかったり、お子さんがモチベーションを失くして塾を辞めることにつながってしまうためです。
そして、そうした事態を防ぐためにも、保護者の皆様にとって失敗しない塾の選び方というのは、気になるのではないでしょうか。
加えて、
- 「集団指導と個別指導、何が違うの?」
- 「学年によって塾の選び方が変わるって本当?」
- 「目的によって塾の選び方が変わるってどういうこと?」
- 「塾選びに失敗したらどうしよう……」
といった、塾選びに関する疑問・不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そこで今回は塾の選び方について気になっている、小学生・中学生・高校生のお子さんをお持ちの保護者の皆様に向けて、塾を選ぶときの6つのチェックポイントに加え、学年別のチェックポイントと、失敗しない塾選びの方法についてご紹介します。
塾を選ぶときの6つのチェックポイント

塾選びの基本的な考え方は、「子供にあった塾を選ぶ」です。候補となっている塾に対して、以下の6つのチェックポイントを確認してみましょう。
通う目的があっているか
まずは、塾に通う目的と、塾の方針が合致しているかどうか。ここが、最初のチェックポイントになります。
なぜなら、塾にはそれぞれ得意分野があるためです。
「なぜ塾に通うのか?」をという目的は、お子さんの目的を達成しやすい塾を絞り込み、選択するための重要な指針だからです。
加えて、塾の方針と、お子さんが塾へ通う目的を一致させておくことで、入塾後のミスマッチを防ぐことができます。
学習習慣をつけたい
学習習慣をつけることは、小学校低学年~中学年のお子さんに多い通塾目的です。学校以外の場所での勉強を、習慣づけることを目的としています。
まずは机に向かう習慣をつけることで、今後の学習の基礎を作り、勉強に取り組む姿勢を育みます。
また、小学4年生あたりの時期からは、勉強の得意・不得意が、明確に表れ始める時期です。
加えて、この時期から勉強の難度が上がってきます。そのため、保護者の方の指導であっても、お子さんに勉強を理解させることが難しくなっていきます。
こうしたときに塾の力を借り、勉強に向き合う環境を作ってあげることで、学習習慣をつけることができます。塾の指導によって、勉強の得意・不得意が分かれるこの時期を乗り越えるのです。
学習習慣の定着とともに勉強ができるようになっていき、将来の大きな財産となります。
学力をつけたい
「勉強が苦手だけど、もう少しできるようになりたい」という場合、塾に入る目的は、学力の向上です。
お子さん自身が「学校の勉強について行くのが難しい」と感じている場合や、保護者として「子供のテストの点が悪くなっている」と不安を感じている場合などが、これにあてはまります。
もし「学校の授業についていける程度の学力をつけたい」という目的がある場合、それに伴って、塾の探し方もある程度定まってきます。
こうした目的のお子さんにとって、難関校や難関大の受験を意識したような授業は難しすぎるでしょう。基礎的な学力をつけて学校の授業ついていくことが目的のため、難易度が優しめの塾が適しているといえます。
このように、目的がはっきりしていると、それだけで通うべき効果的な塾を絞ることができるのです。
受験に合格したい
「志望校の合格」を目指して塾に入りたい場合、受験が入塾の目的だといえます。
受験を強く意識する場合や、難関校・難関大の受験を受験学年前から対策したい場合、受験学年を控えて本格的な対策をしていきたい場合などが当てはまります。
そして、塾選びにおけるキーワードは「合格」です。
受験に特化したカリキュラムを設計しているか、合格実績はどうかなど、「志望校に合格できるだけの効果を得られる塾か?」という視点で見ていく必要があります。
受験に合格するというのは明確な目標であり、その手段として塾があります。より適した塾を選ぶことで、合格は大きく近づくでしょう。
授業の形式があっているか
塾の選び方として、授業の形式がお子さんにあっているかは、重要なポイントです。大きな分類として、二種類の塾をご紹介します。
個別指導塾
個別指導塾とは、講師一人がマンツーマンで、もしくは少人数の塾生に対して指導する授業形式の塾。
規模が小さいため、個々人の得意・不得意や学習の速度、目標にあわせた指導を受けやすいという特徴があります。
そのため、苦手教科の克服であったり、受験における志望校が明確になっている場合など、目標が定まっている場合には特に有効です。
他にも、スケジュールの調整がしやすいというメリットもあります。
したがって、部活などの様々な活動と勉強を両立し、学校生活を充実させてほしいとお考えでしたら、個別指導塾が向いているといえます。
集団指導塾
集団指導塾とは、講師一人が教室に集まった大人数の塾生に対して指導する授業形式の塾。学校の授業を思い浮かべると、わかりやすいでしょう。
友達と一緒に頑張れることや、競争心によってやる気が引き出されるなど、環境からプラスの影響を受けられることが特徴です。勉強に対する態度や意欲を、集団から刺激を受けながら、育むことができます。
また、集団指導塾は講師の質が高い傾向にあります。
特に、大手の集団指導塾の講師は、その塾の社員である場合も多いです。そのため、指導の専門的なトレーニングを受けた講師も多いといえます。
継続して通いやすいか
お子さんや保護者の皆様にとって、継続して通いやすいかというのも、塾選びの重要なポイントです。
立地を確認する
立地や費用などが、継続して通いやすい条件であるかは重要なポイント。交通機関や自転車で負担なく通える圏内かどうかだけで、塾の続けやすさが大きく変わってきます。
通塾について、保護者による送り迎えが前提なら問題ありません。しかしそうでなければ、お子さんの負担が少なく、かつ安全に通塾できる立地かどうか、しっかり確認しましょう。
具体的な費用を確認する
継続して通うものだからこそ、費用面での負担が大きくなりすぎないよう、注意を払いましょう。
Web上の案内やチラシだけでは、季節講習で発生する追加費用など、費用の細部がわからないことがあります。必ず、事前に詳細な費用の内訳や、年間のトータル金額を把握して塾を選びましょう。
塾の雰囲気とあっているか
お子さんの性格と塾の雰囲気の相性は、モチベーションを保つうえでとても重要になります。
塾の実績を見るだけでなく、無料体験を利用して、実際の雰囲気を確認することが大切です。塾の実績や立地、その他の条件が良くとも、お子さん自身が嫌がる場合もあるためです。
塾に通うのはお子さん自身なので、無理強いせず、必ずコミュニケーショーンをとりましょう。
お子さんがその塾を嫌がる場合、必ず理由があります。その場合は、親子で話し合いをしたうえで、お子さんの希望を優先させてあげましょう。
無理強いした場合、勉強に対するモチベーションそのものが大きく低下する恐れがあります。
お子さんが通いたいと思える雰囲気の塾を探すことは、とても重要です。
授業内容や設備があっているか
塾を選ぶ際は、授業内容や、校舎の設備についてもよく調べておく必要があります。
授業内容
授業内容が、塾へ通う目的に沿っているかは、大事な判断基準です。一言に塾といっても、授業の進め方、特色は異なります。
例えば、受験合格を目的とした進学塾であれば、授業の進行速度が早い傾向にあります。
学校の授業よりも早く、どんどん新しい内容を勉強していき、テストも多く用意されています。また、成績によってクラスが割り振られる場合もあります。
こうした授業を行う塾がある一方、学校の授業の速度にあわせた進行を行う塾もあります。
形としては、学校の授業の内容を、塾で復習するような進行になります。そのため、学校の授業についていくためであったり、学校のテストでしっかり点を取ることを目的とする場合、それによって内申点を上げていきたい場合などは、こうした塾が向いているといえます。
塾選びの際は、塾へ行く目的をはっきりさせて、目的にあった塾を選ぶことが大切です。
設備
校舎に備わっているかチェックしておきたいのは、以下の3点。
- 自習室
- セキュリティ対策
- 飲食スペース
セキュリティ対策は当然として、自習室はお子さんの自主的な勉強を、環境によって後押しするのに役立ちます。
飲食スペースは、自宅で食事せず、お弁当を持たせる場合に役立ちます。もしそうした形での通塾を予定している場合、あわせて確認しておきましょう。
評判や実績が良いか
評判や実績を確認してみるのは、その塾を知るのにとても良い方法です。
特に、その塾にお子さんを通わせている、通わせていたという人が周りにいれば、話を聞いてみましょう。
パンフレットやインターネット情報なども異なる生の声には、大きな価値があります。その塾がお子さんに適しているか判断する、他では手に入らいない情報を入手できるためです。
また、インターネットで評判を確認するのも有効です。
ただし、インターネットの情報は真偽の判別が難しかったり、誇張が混じっている場合もあります。その点は、注意が必要です。
学年別!塾選びチェックポイント

小学生
小学生の塾選びでは、勉強に対して前向きな気持ちになれる要素を基準にすると良いです。
具体的には、学校の授業よりもほんの少し早く授業を行う、予習型の塾であること。「問題に正解すると楽しい」という感情を小さい頃から知ることで、勉強そのものが楽しくなります。
まだ勉強に慣れない小学生、まずは勉強を楽しいと感じられる塾を選ぶことが大切です。
中学生
中学生の塾選びでは、無理なく通える塾であるかどうかが大切になります。
中学生が塾に通う目的の多くは高校受験です。しかし、部活動も始まり、学校行事も楽しみたい時期には、塾に通うことが難しい場合も出てきます。
また、多感な時期に勉強の詰め込みが過ぎると、途中でモチベーションを失ってしまう可能性もあります。
だからこそ、中学生では通いやすい塾を選ぶことが重要です。
高校生
高校生の場合、大学受験のための戦略を立ててもらえる塾であるかどうかが、大きな判断基準となります。
高校生が塾に通う目的の多くは、大学受験です。
大学受験は科目数が多く試験範囲も広いうえ、大学ごとに試験問題に特色があります。そのため、志望校にあわせた対策も求められます。
高校生活の限られた時間で大学受験に合格するには、戦略的な対策が必要になってきます。「限られた時間をどのように使い、どの科目のどこを勉強すればすればいいのか?」という、学習状況の管理が必要になるわけです。
そのため、高校生は、受験のための戦略を立ててもらえるかどうかを大きな判断軸にして、塾を選ぶ必要があります。
失敗しない塾選びのポイント

体験授業を活用する
失敗しない塾選びの方法としてまず挙げられるのは、体験授業の活用です。
なぜなら、体験授業への参加は、「ちょっと、この塾は自分にあわないかも……」、「この塾を続けていくのは、難しいのかも……」といった、塾に入った後のミスマッチを防ぐのにとても効果的だからです。
- 授業がどのように進むのか?
- どんな講師が指導をしているか?
- 講師との性格的な相性は良さそうか?
- 教室は活発な雰囲気か、それれとも静かな雰囲気か?
- 授業を受ける塾生の雰囲気は落ち着いているか?
- 授業は難しすぎないか、あるいは、簡単すぎないか?
こうした疑問や不安を、お子さんが実際に授業を受けることによって解消できることが、体験授業の特徴です。
そして、体験授業は多くの塾において無料で実施されています。
塾の授業を楽しいと感じるかどうかは、学習意欲を保ち続けるうえで、とても大きな要素。通うのはお子さん自身だからこそ、実際に授業を受けてみたときの印象を、大切にしてあげてください。
また、体験授業は、授業以外の部分でも、塾の生の情報に触れられる良い機会です。
塾校舎や自習室の様子、授業前の雰囲気や、授業外の講師への質問の様子など、WEBサイトやパンフレットだけではわからないことも、実際に見て確認できます。
積極的に活用することで、お子さん自身が「通い続けたい」と思える塾を、選ぶことができるでしょう。
複数の塾を比較する
次に挙げられる失敗しない塾選びのポイントは、複数の塾を比較すること。
なぜなら、塾によって指導方針やカリキュラムの設計、講師の質や授業の形式、教室や塾生の雰囲気、料金などに大きな違いがあるためです。
「子供には、この塾があっている」と思って塾を決めたとしても、後から「こっちの塾の方がよかったかも……」と感じることがあったり、お子さん自身から「他の塾がよかった」と言われてしまうかもしれません。こうした後悔は、できるだけ防ぎたいですよね。
そのため、最低でも二つ、できれば三つ以上の塾を比較して塾を選ぶことがおすすめです。
授業の形式や教材の種類、サポートの体制など、その内訳は塾によってさまざま。
受験指導が得意な塾もあれば、学校の勉強についていけるようになるための指導が得意な塾もあり、塾ごとの特色や強みは、それぞれ異なります。
だからこそ、お子さんにとって最も適した塾を選んであげることが、成績を上げる近道です。
お子さんにあった塾であるほど、勉強の効率が良くなるだけでなく、お子さんへの勉強面の負担も軽減できるでしょう。
他にも、塾の立地を地図上で確認するだけでも、交通の便や移動時間を比較できます。それだけでも、大きな比較材料です。
このように、あとから後悔しない、失敗しない塾選びにおいて、複数の塾を比較することは重要なポイントであるといえます。
お子さんとよく話し合いをして決める
塾を決める際は、お子さんとよく話し合って決めるようにしましょう。これは、塾選びを失敗しないための、非常に重要なポイント。
なぜなら、最終的に、塾に通うのはお子さん自身だからです。
塾選びはお子さんの勉強、ひいては将来にも関わってくる話です。加えて、保護者の方は費用や必要に応じて発生する送迎など、さまざまなことを考えなければなりません。
そのため、保護者の方は、お子さんの塾選びにとても真剣に取り組まれる傾向にあります。
しかしその結果、保護者の方が頑張りすぎてしまい、「お子さんにあった塾を選ぶことが大切」という視点を抜かしてしまう場合があります。
ここには、注意が必要です。一歩間違えると、「子供にあわせた塾選び」ではなく、「親にあわせた塾選び」をしてしまうかもしれません。
こうした事態を防ぐために、お子さんとよく話し合って塾を決めることが大切です。塾に通うのはお子さん自身であるということを念頭に置き、一緒に塾を選ぶようにしましょう。
塾選びでやってはいけない選び方

仲の良い友達が行っているという理由で選ぶ
塾選びにおいて、「子供の友達が通っている」という理由で塾を選ぶのは、NGなやり方です。
なぜかというと、お子さんの友達に合う塾が、お子さんにも合うとは限らないためです。
例えば、お子さんと友達が二人とも活発で、共通点が多いとしましょう。しかし、二人の学力が同じとは言えませんよね。もしかするとその塾の授業は、お子さんにとって簡単すぎたり、難しすぎるかもしれません。
また、授業スタイルの向き不向きが異なる可能性もあります。
もし、お子さんがわからないことをすぐに聞きたかったり、解決してから先に進みたい場合、集団指導塾よりも、個別指導塾が向いています。
もし「競争が好き!」というタイプであれば、集団指導塾が向いていますし、その中には、塾内のテストのランキングが発表されるところもあります。
反対に、自分の順位を知ることでモチベーションが下がってしまうのであれば、そうした塾は避けたほうが無難でしょう。
このように、お子さんとお友達の勉強の傾向やタイプが一致し、同じようにその塾にマッチするとは限らないのです。
お子さん自身の性格や気質、学力、勉強への取り組み方、モチベーションを引き出せる環境を見極め、話し合っていくことが大切です。
料金の安さで選ぶ
料金の安さだけ塾を選ぶことは、あまりおすすめできません。なぜなら、お子さんが塾に通う上で大切なのは、サービスの質だからです。
受験対策をする、学校の授業についていけるようになるなど、塾に通う際は、通う目的があります。
その目的を達成するのに必要なサービスを受けられなければ、、塾の費用対効果は、大きく低下してしまいます。
- 料金は安いが、授業時間が短く、コマ数が少なく、質問を受け付けてもらえる時間は短く、自習室も使えない
- 料金は並みだが、十分な授業時間とコマ数があり、質問は多くの時間帯で受け付けており、自習室が使える
上記の二つを比較したとき、料金だけで比較してしまうと、前者を選ぶことになってしまいます。
しかし、サービスの質が劣るため、十分な学習効果を得るのは難しくなるでしょう。そのため、当初の目的を、達成できない可能性が出てきてしまうのです。
塾を選ぶ上で大切なのは、お子さんと塾の相性。「料金が高ければ高ければよい」というものではありませんが、「料金が安い場合は、受けられるサービスをしっかり確認して検討する」ことが大切となってきます。
料金の安さではなく、十分な成績向上が望めるサービスを受けられる塾を選ぶことが重要なのです。
料金に対して、授業時間はどのくらいなのか、どのような授業・指導内容になっているかなどを確認しましょう。広い視野で費用を確認することで、料金に見合った効果を得ることができます。
口コミや評判だけで選ぶ
塾選びの際、インターネット上の口コミや評判だけを参考に選んでしまうと、後悔してしまう可能性があります。なぜなら、そうした情報はあくまで、判断材料の一つに過ぎないためです。
口コミはあくまで、書き込みした個人の感想です。
例えば、口コミで「良い塾だった!」と書いてあっても、お子さんにとって授業が難しすぎて続けられないのなら、それはお子さんにとっての良い塾とはいえませんよね。
反対に、口コミで「悪い塾だった!」と書いてあっても、同じようにその個人にとって悪かっただけなのかもしれません。
また、情報は蓄積されていくため、古い情報や、偏った内容が残っている場合もあります。あくまで判断材料の一つであって、口コミや評判だけで塾を決めてしまうのは、リスクが高いといえます。
本当に大事な情報は、その塾の授業形式や指導内容がお子さんに適切かどうかといった学習に関する情報や、講師とお子さん本人の相性、サポートの充実度合いなどです。
ここが、勉強の成果や塾を続けるモチベーションにつながる要素であり、重要度の高い情報です。
口コミは塾の評判を利用者の面から知ることができますが、あくまで判断材料の一つと認識しておきましょう。
そうすれば、いたずらに選択肢を狭めてしまうこともなく、かつ、入塾後のミスマッチを防ぐことができます。
「思っていた塾と違った……」というミスマッチを防ぐためにも、口コミ以外の情報を取り入れ、総合的に判断することが大切です。
まとめ
お子さんの塾を選ぶ際には、「子供にあった塾を選ぶ」という視点が大切です。
具体的には、通う目的があっているか、授業の形式があっているか、継続して通いやすいか、塾の雰囲気と合っているか、修業内容や設備があっているか、評判や実績が良いか、といった6つのチェックポイントがあります。
また、塾選びには学年別にも指針があります。小学生の場合は、勉強に前向きになれる要素のある塾。中学生の場合は、無理なく通える塾。高校生の場合は、大学受験に関する受験戦略からサポートを受けられる塾であることが大切です。
塾選びを失敗しないためのポイントとしては、体験授業の活用、複数の塾を比較してから決める、お子さんとよく話し合ってから決める、といった点が挙げられます。
反対にNGな選び方は、お子さんの仲の良い友達が行っている塾をそのまま選ぶ、料金の安さだけを見て選ぶ、クチコミや評判だけを見て選ぶ、といったものです。
一つの要素だけを見るのではなく、情報を集め、総合的に見て、お子さんに最も合う塾を選ぶようにしましょう。
今回は、失敗しない塾の選び方について、ご紹介しました。その中でも、体験授業を活用することと、お子さんとよく話し合って塾を決めることは、特に重要です。
お子さんの意志を尊重し、その中で、最も目的を達成しやすい塾を選ぶことで、お子さんの勉強を、サポートしてあげてください。